おしゃれ部屋を作るためのインテリアマガジン
エスニックインテリアは、伝統的な民族模様を取り入れたテイストです。エスニック柄は主張が強いため、小物を使うだけでも個性的になります。エスニックインテリアにはさまざまなスタイルがあり、モロッカン、アジアン、アフリカンなど多種多様です。また、モダンや北欧などのスタイルとミックスするコーディネートも人気があります。今回はエスニックインテリアの実例を見ながら、部屋の作り方のコツをお伝えしましょう。
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エスニックインテリアは、伝統的な民族模様を取り入れたテイストです。エスニック柄は主張が強いため、小物を使うだけでも個性的になります。エスニックインテリアにはさまざまなスタイルがあり、モロッカン、アジアン、アフリカンなど多種多様です。また、モダンや北欧などのスタイルとミックスするコーディネートも人気があります。今回はエスニックインテリアの実例を見ながら、部屋の作り方のコツをお伝えしましょう。
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最初にエスニックインテリアのコーディネートとして、リビングの実例を見ていきましょう。エスニックインテリアの作り方でポイントになるのが柄物です。実例のようにクッションカバーやラグなど部屋の随所で取り入れると、一気にエスニックインテリアに近づきます。この部屋では緑のソファや赤のオットマンなど鮮やかな家具を使っており、アジアンテイスト寄りのエスニックスタイルです。左の置物は東南アジアの雰囲気があります。
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エスニックインテリアの作り方では、照明選びも重要です。自然素材を使ったものや個性的なスタイルのものを選びましょう。このリビングの天井照明のように、麻紐でDIYするのもおすすめです。照明の色も重要で、エスニックなスタイルには白い光よりも落ち着くオレンジ色の光が合いますよ。この部屋は黒っぽい家具にエスニック柄のクッションを合わせており、美しい照明が際立つシックなインテリアコーディネートです。
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ここ数年エスニックインテリアの中で人気を集めているのが、アフリカンスタイルのコーディネートです。このスタイルの作り方のコツは2つあります。1つはアフリカンな雑貨です。このリビングの場合、右のアフリカンバスケットや壁のアートがそうですね。もう1つは色使いです。カラフルなスタイルのエスニックインテリアと異なり、大地を感じる茶色などのアースカラーを使います。リゾート感のある落ち着く部屋になりますよ。
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エスニックインテリアの中でアフリカンスタイルに負けない人気を誇るコーディネートが、モロッカンスタイルです。モロッコはかつてフランスの植民地だった経緯があるため、中東のエキゾチック感とヨーロッパの雰囲気がミックスされます。特に最近人気なのが、実例のリビングのようなモダンテイストとミックスしたモロッカンスタイルです。エスニック柄のラグ、ラタン素材の椅子、モダンなクッションが見事にミックスされています。
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エスニックインテリアは色を削ぎ落とした作り方も可能です。このリビングのように白と自然素材本来の色に絞り、柄物のファブリックや雑貨を使うとシンプルスタイルのエスニックインテリアにコーディネートできます。この部屋で注目したい雑貨がテレビの上の壁にあるマクラメ編みの壁飾りです。中東がルーツと言われており、エスニックインテリアでよく使われます。その左の壁にあるアフリカンバスケットとも相性抜群です。
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このリビングのラグやクッションのように、アメリカ先住民の伝統的模様を使うのがネイティブアメリカンスタイルです。このスタイルは、エスニックインテリアの中でも日本人が取り入れやすいコーディネートと言えます。その理由は、ネイティブアメリカンスタイルは日本で定着した西海岸インテリアと相性がよく、伝統的模様の家具や雑貨が数多くあるためです。この部屋のソファのようにモダンな家具とも似合います。
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続いてエスニックインテリアのコーディネートとして、ダイニング・キッチンの実例を見ていきましょう。ダイニングやキッチンは食事や料理をする部屋なので、エスニック感の演出が難しい場所です。そのため、部分的に取り入れることが部屋の作り方のポイントになります。実例の部屋では、壁のタペストリー、その下の置物、床のラグでアフリカンスタイルを取り入れていますね。差し色を黒に絞り、シックなコーディネートです
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部屋全体を派手なエスニックインテリアにコーディネートしたくない場合は、雑貨でエスニック感を演出しましょう。この部屋の壁は白で、テーブルは古材風、壁面収納は黒のモダンデザインです。家具や部屋はヴィンテージミックスのモダンインテリアですが、テーブルにエスニック柄の花瓶を飾り、奥にはエスニック風クッションを置いています。雑貨を部分的に取り入れ、現代の生活にマッチしたエスニックインテリアの作り方ですね。
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モダンスタイルのダイニングをエスニックインテリアにしたいなら、ラグを使うのがおすすめです。ラグは面積が広いため、一気にエスニック要素が強くなります。実例の部屋では、モダンな椅子やテーブルなどの家具にエスニック柄のラグをコーディネートしていますね。鮮やかな色ですが、左のキッチンの壁も赤いため色バランスのよい部屋の作り方になっています。照明がややゴージャスなため、アジアンな雰囲気もありますね。
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エスニックインテリアは、インダストリアルスタイルとミックスしたコーディネートも人気です。実例の部屋には、革張りのハイチェア、無骨感のあるシャンデリア、左のレンガ調の壁などインダストリアル要素が数多く見られます。そこにエスニック柄の大きなラグを合わせ、ミックススタイルのエスニックインテリアに仕上げていますね。ラグがインテリアのよいアクセントになっており、こなれ感のある上手な部屋の作り方です。
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意外に思われるかもしれませんが、エスニックインテリアは北欧モダンスタイルとのミックスも可能です。移民の多いヨーロッパのインテリアでよく見られるコーディネートで、シンプルながらも異国情緒溢れる独特のスタイルになります。この部屋のテーブル、照明、収納棚は北欧テイストですが、エスニック要素として壁面にマクラメ編みとアフリカンバスケットを設置しています。椅子の形状は北欧ですが、張り地はエスニック柄ですね。
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ボタニカルスタイルとは、自然素材の家具・雑貨を使い、植物を多く取り入れたコーディネートです。自然素材を使うところはエスニックインテリアと共通していますが、柄物が必須でないところがエスニックインテリアと違います。実例は2つをミックスしたコーディネートです。照明やキッチンマットは自然素材で作られており、エスニック感のある柄になっています。植物が随所に置かれ、室内にいながら自然を感じる部屋の作り方です。
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最後にエスニックインテリアのコーディネートとして、ベッドルームの実例を見ていきましょう。ベッドルームは安らぐ場所なので、落ち着く部屋の作り方が重要です。そのため、エスニックインテリアにコーディネートする場合は色のトーンに気をつけましょう。この部屋では壁面飾りや枕、ラグにエスニック柄を使っていますね。赤やオレンジなどの色ですが、ヴィンテージファブリックを使っているためくすんだ色が落ち着きを与えます。
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ベッドルームを落ち着く雰囲気のエスニックインテリアにしたいなら、モノトーンのシンプルなスタイルもおすすめです。この部屋のようにラグや壁面の雑貨でエスニック柄を取り入れると、白と黒だけでもエスニックインテリアにコーディネートできます。こういった部屋の作り方では、寝具の選び方もポイントです。リネンなどの柔らかい素材やくすんだ色を選びましょう。実例のようなフリンジ付きのベッドカバーもおすすめです。
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ベッドルームを大人っぽいエスニックインテリアにしたいなら、シックなモロッカンスタイルにしてみましょう。実例のように、黒を基調とした部屋にモロッカンな柄の寝具をコーディネートするとエキゾチックで大人っぽいテイストになります。この部屋は壁面のエスニックな壁飾りも素敵ですね。黒い壁に映えますが、ベッドフレームの色に近いので目立ちすぎず馴染んでいます。配色のバランスがよく、お手本になる部屋の作り方です。
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モロッカンスタイルにはヨーロッパの要素が入っていますが、特にエレガントなデザインを多く使ったものはフレンチモロッカンと呼ばれます。このベッドルームのフリンジ付き寝具やラグはエスニック風ですが、壁紙や壁面のアート、ベッドフレームは上品なフランス風です。異国情緒溢れる見事な部屋の作り方になっており、フランスらしいエスプリの効いたコーディネートですね。白いシンプルな天井と柄物のバランスも絶妙です。
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アンティーク風スタイルは懐かしさや落ち着きを感じさせるため、ベッドルームにぴったりなテイストです。シックなエスニックインテリアとミックスすると、落ち着きと個性を両立させたコーディネートになります。ブラウンを基調としたこの部屋では、アンティーク風の時計やスタンドライト、エスニック風の壁飾りや寝具が使われていますね。色のトーンを揃えており、アンティークとエスニックを見事に融合させた部屋の作り方です。
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一人暮らしの部屋はベッドルームとリビングがワンルームになっていることがあります。その場合、統一感を持たせるために部屋全体を落ち着くエスニックインテリアにコーディネートしましょう。実例は、一人暮らしのエスニックインテリアの手本となる部屋です。奥にエスニック風の寝具、手前にアフリカン柄クッション、左の壁面にアフリカンバスケットが使われています。全体がエスニック風ですが落ち着く色使いです。
エスニックインテリアは個性的なテイストですが、スタイルや配色、アイテムの組み合わせ次第で部屋の印象が大きく変わります。特に色使いは重要です。カラフルな配色にすると個性が強調され、色を絞って落ち着いた配色にすると大人っぽい雰囲気になります。色の選び方は好みや部屋によりますので、コーディネートする前に理想のエスニックインテリアをイメージしておきましょう。その際、紹介した実例を参考にしてくださいね。