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ホテルライクなリビングコーデ特集。スタイリッシュなインテリアやレイアウトを実例でご紹介

ホテルライクなインテリアとは、すっきりして清潔感があり、ホテルのようにくつろげるテイストのことです。ホテルにはさまざまなタイプがありますが、インテリアにおけるホテルライクはリゾート風というよりも都会的で洗練されたコーディネートになります。毎日過ごすリビングをホテルライクにすれば、日常的にリラックスして過ごせるでしょう。今回はコーディネートやレイアウトのコツを紹介しますので、参考にしてくださいね。

著者名:Ash

ホテルライクなリビングインテリア実例集

ホテルライクなインテリアとは、すっきりして清潔感があり、ホテルのようにくつろげるテイストのことです。ホテルにはさまざまなタイプがありますが、インテリアにおけるホテルライクはリゾート風というよりも都会的で洗練されたコーディネートになります。毎日過ごすリビングをホテルライクにすれば、日常的にリラックスして過ごせるでしょう。今回はコーディネートやレイアウトのコツを紹介しますので、参考にしてくださいね。

 

ホテルライクなリビング《家具》

低めの家具をレイアウトして開放感を演出

 

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最初にホテルライクなリビングの家具選びのコツについて見ていきましょう。ホテルライクなインテリアのポイントは、開放感を演出してくつろげる部屋にすることです。そのためには背の高い家具を極力減らして低めの家具を選びましょう。圧迫感が軽減され、視覚的に広く見えるようになります。部屋がすっきりして見えることで家具や照明、カーテン、ラグなどの1つ1つのデザインが際立ち、おしゃれに見えるのもメリットです。

 

狭いリビングにおすすめのくつろげる安楽椅子

 

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ホテルライクなインテリアは開放感がポイントになるため広いリビングに適していますが、狭いリビングでもコーディネート可能です。ソファをレイアウトするスペースがないなら、画像のような1人で座れる安楽椅子を置いてはいかがでしょう。安楽椅子は実際のホテルにもレイアウトされる家具の1つで、場所をとらずにホテルライクなくつろぎのリビングを作れます。2人でくつろぐ場合は、2脚の安楽椅子をレイアウトしましょう。

 

ガラスや金属などの素材でモダンな雰囲気を演出

 

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ホテルライクはモダンインテリアにカテゴライズされます。モダンインテリアの特徴はガラスや金属などの人工的な素材を使ってシンプルに仕上げることなので、ホテルライクなリビングにも取り入れてスタイリッシュでおしゃれな部屋にしましょう。例えばガラス×金属のリビングテーブルは、実例のようなモノトーンのホテルライクコーディネートにぴったりです。ガラス素材は向こう側が透けて見えるため、開放感の演出にもなります。

 

おしゃれな石模様の家具で高級感をアップ

ホテルライクなインテリアの家具選びでは、高級感もポイントです。大理石などの石模様はシックで重厚感があり、高見えするホテルライクなインテリアになります。質感がよければ本物の石でなくても大丈夫です。実例のリビングでは、テラゾーという人工大理石の柄のリビングテーブルをレイアウトしています。淡い色使いの石模様はくどすぎず、ベージュを基調としたおしゃれなホテルライクのリビングに品よく馴染んでいますね。

 

レザーのソファをレイアウトして贅沢な雰囲気を演出

 

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ホテルの部屋には、普段の生活よりもちょっと贅沢な特別感があります。リビングをホテルライクにコーディネートしたいなら、部屋の主役であるソファの質感にこだわりましょう。素材はレザーがおすすめで、上質なものを選ぶと見た目がスタイリッシュでおしゃれになるだけでなく、手触りも楽しめます。レザーの色は好みのコーディネートによりますが、実例のようにウォルナット色の多いホテルライクなリビングなら黒がおすすめです。

 

家具の色・素材に関連性を持たせて統一感を出す

洗練されたホテルの部屋は、色数が少なくまとまっています。自宅リビングをホテルライクにコーディネートしたいなら、家具に関連性を持たせて統一感を出しましょう。例えば実例のホテルライクなリビングでは、ソファとカーテンをアイボリーで統一しています。光沢のない素材であるところも共通しており、調和のとれたおしゃれなリビングです。差し色にブラウンが入っているため、色を揃えても単調な印象を与えません。

 

ホテルライクなリビング《収納》

大型の隠す収納をレイアウトして生活感を消す

 

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続いてホテルライクなリビングの収納のコツについて見ていきましょう。ホテルライクなインテリアは生活感をなくすことがポイントなので、隠す収納が基本です。家の中でも人が集まりやすいリビングは物が溢れがちですが、大型収納があれば簡単に隠せます。実例のリビングでは、テレビの両サイドに扉付きの大型収納があります。日用品や掃除道具などが入る大容量サイズなので、すっきり片付いておしゃれに見えますね。

 

収納グッズも統一して使いやすく美しい収納へ

 

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ホテルライクなインテリアコーディネートでは統一感が大切ですが、家具だけでなく収納グッズの統一感も考えてみてはいかがでしょう。実例のようにリビングの戸棚の中の収納グッズを統一すると、見た目がすっきりします。中身を取り出しやすくなり、片付けへのハードルが下がって清潔なリビングを保つのに便利です。単に同じメーカーで統一するだけでなく、棚への収まり具合も考えて収納グッズを選ぶと綺麗に見えますよ。

 

ボックスを活用したルーター収納で生活感を軽減

 

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ルーターは生活感が出るアイテムなので、ホテルライクなリビングにレイアウトする場合は隠して収納したいところ。隠し場所がないなら、収納を手作りしてみましょう。実例ではダイソーのボックスをルーター収納にしています。箱の後ろをカットしてマスキングテープで保護し、穴からケーブルを出すとともに熱がこもらない仕組みです。エレガントでおしゃれなデザインの箱を選んでいるので、ホテルライクなインテリアに合いますね。

 

おしゃれな床置きアートで配線収納問題を解決

家電の配線は生活感が出るので、ホテルライクなリビングでは隠して収納しましょう。例えばテレビやフロア照明の配線が床の上で目立つなら、実例のようにアートを床置きして隠す方法がおすすめです。このアイデアなら配線と一緒にコンセントも隠れるので、一気に生活感がなくなります。しかもアートはホテルライクなインテリアコーディネートのおしゃれなアクセントにもなるので、まさに一石二鳥な配線収納です。

 

収納グッズをインテリアとしておしゃれに飾る

 

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実例のホテルライクなリビングのソファ横にはボックスがレイアウトされており、中にはマッサージ機が収納されています。おしゃれな収納グッズを使って生活感がある家電を上手に隠したアイデアです。ボックスはシルバー、ソファはグレー、窓際の鉢はモルタルとなっており、それぞれ質感は違いますが色が似ています。色に関連性を持たせつつ異素材でメリハリをつけることで、おしゃれに見せているホテルライクなコーディネートです。

 

収納付きサイドテーブルで小物をすっきりと片付ける

リモコンや文房具などの細々としたアイテムをリビングテーブルに放置すると、生活感が出てホテルライクなインテリアとは程遠くなります。収納する場所が見つからないなら、便利グッズを活用してはいかがでしょう。例えば実例にあるtowerのサイドテーブルワゴンには、メガネやリモコン、雑誌などを仕分けしながら収納できます。すぐに片付けられるので、綺麗な状態をキープしてホテルライクなリビングにするのにぴったりです。

 

ホテルライクなリビング《レイアウト》

ホテルライクなリビングのレイアウトの基本は余白作り

 

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最後にホテルライクなリビングのレイアウトのコツについて見ていきましょう。ホテルライクなインテリアは開放感やくつろぎが大切なので、余白のあるレイアウトが基本です。実例のリビングのように家具や小物の量を控え、ソファやリビングテーブルの周りに多めの余白を設けましょう。部屋の広さに対して家具が占める面積が1/3になるようにレイアウトすると、すっきりしておしゃれなホテルライクコーディネートに近づきます。

 

シンメトリーを意識したレイアウトもおすすめ

 

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シンメトリーのレイアウトは、ホテルライクなコーディネートでよく使われる手法です。戸建てやマンションの間取りによって向き不向きがありますが、シンメトリーを意識してレイアウトすると安定感や調和を印象づけられます。例えば実例は、リビングテーブルを中心にして左右対象になるように安楽椅子と照明をレイアウトしたホテルライクなリビングです。構図のバランスがよく、色もまとまって落ち着きを感じさせますね。

 

ホテルライクには生活空間を仕切るレイアウトもおすすめ

ホテルライクなコーディネートに必要な生活空間の軽減は、生活空間を分けることでも実現可能です。例えば実例のリビングダイニングの間には縦格子がレイアウトされ、リビングとダイニングを緩やかに仕切っています。くつろぐリビングと食事に使うダイニングを分けることで生活感が緩和され、暮らしにメリハリがつくコーディネートです。縦格子は壁よりも圧迫感がないため、ホテルライクなリビングの開放感の演出にも役立ちます。

 

アートや色柄物のレイアウトで他のテイストと差をつける

 

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ホテルライクの基本はシンプルさですが、ミニマルインテリアのように装飾をなくすわけではありません。家具はシンプルでも、アートや差し色を取り入れたレイアウトで豊かな空間を演出しましょう。例えば実例のリビングのソファやスタンド照明はシンプルですが、壁には個性的なアートをレイアウトし、ソファの上には色柄のクッションを配置してメリハリをつけています。おしゃれでこなれ感のあるホテルライクなコーディネートです。

 

ホテルライクに欠かせないムーディーな多灯照明

ホテルライクなリビングではムード作りが大切で、照明のレイアウトが雰囲気を左右します。おすすめの照明レイアウトは多灯照明です。1つの明るい照明でリビング全体を照らすのではなく、実例のように天井照明やフロアライトなど複数の照明を使ったコーディネートでムーディーなホテルライク空間にしましょう。ほんのりとした照明は人をリラックスした気分にし、光の組み合わせがリビングを立体的でおしゃれにしてくれます。

 

花をレイアウトしてエレガントなホテルライクへ

観葉植物はおしゃれなインテリアに欠かせないアイテムですが、ホテルライクなリビングにおすすめなのはグリーンの植物よりも生花です。花の鉢植えや切り花をリビングに置くと、高級ホテルのおもてなしのような演出ができますよ。例えば実例のリビングの右端にレイアウトされているのは、白い胡蝶蘭です。壁の色に近い花を選ぶことで派手すぎないアクセントになり、上品で調和のとれたホテルライクのコーディネートになっています。

 

ホテルライクなリビングインテリアまとめ

ホテルライクなリビングは、開放感・質感・シンプルさを意識して選んだ家具を余白ができるようにレイアウトし、生活感を軽減する収納を心がけることで実現できます。また、すっきりして清潔感があると同時に、ホテルらしい華やかさも大切です。単にシンプルに仕上げるだけでなく、アートや花を飾って豊かさを感じるリビングにしましょう。今回紹介したアイデア参考に、理想のホテルライクなリビングを実現してくださいね。