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生活感のない部屋の実例集。すっきりおしゃれなインテリアコーデをご紹介

生活感のない部屋とは、モデルハウスやホテルのようなすっきりして洗練された部屋のことです。「生活感のない部屋=何もない部屋」と思われるかもしれませんが、実際には違います。程よくモノがあるけれど綺麗に片付いており、おしゃれなディスプレイもある部屋です。では、生活感のない部屋とは具体的にどのような部屋で、コーディネートの際はどんなポイントを押さえればよいのでしょうか。実例とともに見ていきましょう。

著者名:Ash

生活感のない部屋のインテリアコーデ特集

生活感のない部屋とは、モデルハウスやホテルのようなすっきりして洗練された部屋のことです。「生活感のない部屋=何もない部屋」と思われるかもしれませんが、実際には違います。程よくモノがあるけれど綺麗に片付いており、おしゃれなディスプレイもある部屋です。では、生活感のない部屋とは具体的にどのような部屋で、コーディネートの際はどんなポイントを押さえればよいのでしょうか。実例とともに見ていきましょう。

 

生活感のない部屋作り《リビングダイニングインテリア》

色とテーマが統一された生活感のない部屋

 

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最初に生活感のない部屋のコーディネートとして、リビングダイニングのインテリアを見ていきましょう。生活感のない部屋の特徴は、色やインテリアのテーマに統一感があることです。統一感がないと、いくらおしゃれな家具を選んでも、ごちゃごちゃしているように見えます。実例は、色を白や黒に絞り、モノトーンインテリアにコーディネートしたリビングダイニングです。部屋にまとまりがあり、すっきりして見えますね。

 

リゾート気分を味わえる生活感のない部屋

 

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生活感のない部屋のコーディネートではシンプルさや清潔感も大切で、インテリアのテーマには向き不向きがあります。例えば、ホテルライクやリゾート風、モダンインテリアが最適です。逆に、古さが魅力のヴィンテージインテリアは、生活感が出るので向いていません。実例は、ダイニングにラタン製チェア、奥の壁にアフリカンバスケットなどリゾート風アイテムを取り入れた部屋です。片付いているので、素材のよさが際立ちますね。

 

モノを上手に隠して収納した生活感のない部屋

 

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生活感のない部屋作りでは、リモコンや文房具など生活感を感じさせるモノを隠すことも基本です。特に色の少ないシンプルですっきりとしたコーディネートの場合、生活用品が目立ちやすいので注意しましょう。例えばこちらは、テーブルの下におしゃれなマルチポケットをレイアウトし、リモコンなどを隠して収納した実例です。見えない場所に収納することで、白やグレーの多いリビングダイニングの邪魔にならないようにしています。

 

吹き抜けが開放感を演出する生活感のない部屋

生活感のない部屋とは、非日常的な部屋とも言えます。非日常的な部屋を作る要素の1つが、開放感です。広い窓や高い天井を設けると空間に開放感が生まれ、おしゃれなホテルにいるかのような気分を味わえます。実例は、大きな吹き抜けと窓を設けたリビングダイニングです。木製家具を使ったナチュラルでシンプルなインテリアなので、すっきりして開放感があるだけでなく、明るくて温かみのあるコーディネートになっています。

 

程よい余白ですっきりした生活感のない部屋

 

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開放感を演出したくてもそもそも吹き抜けがないという場合は、家具のレイアウトを工夫して生活感のない部屋にしましょう。例えばこの部屋では、左のキッチンと右のリビングダイニングの間に広い通路を設けています。家具と家具の間に程よい余白ができるようにレイアウトしており、天井は高くないのにすっきりして開放感を感じさせますね。色を絞り、おしゃれなモダンインテリアにコーディネートしているところもポイントです。

 

柄を絞ってノイズレスにした生活感のない部屋

柄、イラスト、文字は、ノイズになりやすい視覚情報です。生活感のない部屋にもおしゃれなディスプレイや壁面アートは必要ですが、柄や文字が多いと雑然として見えるので注意しましょう。実例のリビングダイニングでは、壁にポスターを飾り、ソファに柄物のクッションをレイアウトしていますが、文字がなく、柄を絞っていますね。ノイズレスですっきりしており、程よい装飾性のあるモダンインテリアのコーディネートです。

 

生活感のない部屋作り《キッチンインテリア》

調理台がすっきりと片付いた生活感のない部屋

 

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続いて生活感のない部屋のコーディネートとして、キッチンインテリアを見ていきましょう。キッチンを生活感のない部屋にする際は、清潔感と整理整頓が大切です。掃除で清潔さを保ち、モノの置きっぱなしをやめましょう。実例のキッチンの調理台には、モノがほとんどなくすっきりしています。これは、戸棚収納や食器収納などが充実しているためです。また、白を基調としたシンプルなインテリアコーディネートで清潔感がありますね。

 

とことん色を絞ったおしゃれで生活感のない部屋

 

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白を基調とした部屋は清潔感があるので、生活感のない部屋としてぴったりです。白以外の色を使う場合は、色を絞ってコーディネートするといいですよ。2〜3色までに抑え、シンプルにコーディネートしましょう。実例は、緑×白でコーディネートしたおしゃれなモダンインテリアのキッチンです。右の収納棚にある食器の色も白で統一されており、細部までとことんこだわっています。まとまりがあってすっきりしていますね。

 

デザイン家電を見せて収納する生活感のない部屋

 

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キッチン家電は生活感の出やすいアイテムですが、おしゃれなデザイン家電を選ぶと生活感のない部屋が作れます。こちらは、家電のほとんどをステンレス×黒のデザイン家電にした実例です。上の棚のミキサーやブレンダー、下の棚のケトル、コーヒーメーカー、エスプレッソマシンが全て同じテイストで、まとまりがあっておしゃれですね。統一感があるので、見せる収納なのにすっきりしたインテリアコーディネートになっています。

 

大容量収納ですっきり隠す生活感のない部屋

 

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色選びへのこだわりは生活感のない部屋作りのポイントですが、家族が多いと難しい場合もあります。特にキッチンは色が増えやすい場所で、子供の食器やキッチン道具などカラフルなアイテムが増えがちですよね。そんな時に役立つのが大容量収納です。実例は、大きな引き戸を動かすと、棚にあるモノが全て隠れるようになっています。少ないアクションですっきりとおしゃれなインテリアコーディネートに早変わりする賢い方法ですね。

 

大理石を使ったホテルライクな生活感のない部屋

 

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ホテルライクインテリアは、生活感のない部屋にぴったりのテイストです。キッチンをホテルライクにコーディネートするなら、高級感のある大理石を使ってみましょう。こちらは、調理台と横のダイニングテーブルに大理石を使った実例です。大理石は天然と人工で特性が異なりますが、一般的に使われる人工大理石はお手入れしやすいメリットがあります。つまり、おしゃれで高級感があるだけでなく、清潔感を保ちやすいと言えますね。

 

おしゃれなボトルで統一した生活感のない部屋

 

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調味料や洗剤のボトルは派手で文字情報が多く、生活感が出やすいアイテムです。ボトルを統一すれば、すっきりして生活感のない部屋に近づきますよ。実例の左のコンロ周りには、オイルをガラスの調味料ボトルに詰め替えてレイアウトしています。右のシンクにある2つのボトルは、シンプルでおしゃれです。無駄がないのでステンレスの調理台の美しさが際立ち、スタイリッシュモダンなインテリアコーディネートに仕上がっています。

 

生活感のない部屋作り《一人暮らしインテリア》

程よく装飾されたおしゃれで生活感のない部屋

最後に生活感のない部屋のコーディネートとして、一人暮らしのインテリアを見ていきましょう。一人暮らしの部屋はスペースが限られているため、生活感が出やすくなります。でも、不要なモノを減らし程よく装飾性を持たせると、生活感のない部屋のコーディネートが可能です。実例の部屋には生活用品が見られず、代わりに右の収納家具の上や左のベッドサイドに小物をディスプレイしています。すっきりしておしゃれな部屋ですね。

 

低い家具ですっきり見せる生活感のない部屋

一人暮らし部屋を生活感のない部屋にするなら、家具の高さも重要です。背の高い家具は圧迫感があり、部屋が狭く見えます。反対に背の低い家具を使うと、開放的で生活感のない部屋に近づきますよ。このワンルームは、低い家具で統一した実例です。縦長の間取りのため、低い家具をレイアウトしたことで奥行きが出て広く見えますよね。モダンデザインの家具を選んでおり、すっきりとしておしゃれなインテリアコーディネートです。

 

家具の数を絞って配置した生活感のない部屋

生活感のない部屋作りでは、家具の数を絞りましょう。特に一人暮らしの部屋は狭いため、家具を詰め込むと開放的ではなくなり、生活感のない部屋から程遠くなります。こちらは、ダイニングセットを置かず、ソファ+テーブルを食事兼作業用にした実例です。家具の数を絞ったことで、すっきりしたインテリアになっていますね。ソファスペースを食事兼作業用にする場合、ソファよりやや高めのテーブルを選ぶと使いやすくなります。

 

ベッドを部屋の中心にした生活感のない部屋

ベッドは生活感が出る家具と思われがちですが、レイアウト次第で変わります。例えば、おしゃれなホテルの部屋を想像してみましょう。ベッドが部屋の中心ですが、統一感、開放感、清潔感という3三拍子が揃っているので、生活感のない部屋ですよね。実例もベッドを中心にした一人暮らしの部屋です。木製家具やドライフラワーを取り入れてシンプルかつナチュラルにコーディネートしており、生活感がないのに落ち着く部屋ですね。

 

ベッドメイキングで実現する生活感のない部屋

生活感のない部屋のベッドに関して、もう1つ大切なポイントがあります。それは、ベッドメイキングです。寝具をすっきりと整えて清潔感のあるベッドにすれば、ホテルのような部屋を目指せますよ。こちらの一人暮らしの部屋のベッドは綺麗に整えられており、白を基調としているので清潔感があります。加えて、枕の置き方もポイントです。クッションと一緒に重ね置きすると、海外インテリア風のおしゃれなコーディネートになります。

 

洋服や小物を上手に隠した生活感のない部屋

一人暮らしの部屋には、クローゼットがない間取りもあります。その場合、洋服やバッグを見せて収納すると、生活感が出るので工夫が必要です。実例画像の左には大きな布があり、クローゼットスペースになっています。布が目隠しになり、細々とした小物が上手に隠されていますね。コンクリート壁はヴィンテージインテリアと相性がよく、通常は生活感のない部屋に不向きですが、シンプルに見せることでうまく生活感を消しています。

 

生活感のない部屋のインテリアコーデまとめ

生活感のない部屋作りでは、主に3つのポイントを押さえましょう。まずは「統一感」です。インテリアのテーマに沿って家具や色を選び、文字や柄を減らしてできるだけシンプルにまとめましょう。次に「開放感」です。アイテム数を絞って収納を工夫し、部屋にゆとりを持たせます。最後は「清潔感」です。片付けや掃除を心がけ、白やシンプルなデザインのアイテムを使いましょう。実例を生活感のない部屋作りに役立ててくださいね!