おしゃれ部屋を作るためのインテリアマガジン
水色は、爽やかでみずみずしい印象を与えるカラーです。また、風水では東の方角に水色を使うと、仕事運をアップすると言われています。水色はインテリアカラーの中でも使いやすい色ですが、どのように取り入れるとおしゃれな部屋ができるのでしょうか。コーディネートのコツをお部屋ごとに見ていきましょう。
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水色は、爽やかでみずみずしい印象を与えるカラーです。原色の青よりも淡い色なので冷たい印象を与えず、清潔感があって心地よい雰囲気を演出してくれますよ。また、風水では東の方角に水色を使うと、仕事運をアップすると言われています。水色はインテリアカラーの中でも使いやすい色ですが、どのように取り入れるとおしゃれな部屋ができるのでしょうか。コーディネートのコツをお部屋ごとに見ていきましょう。
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最初に水色を使ったインテリアとして、リビングやダイニングのインテリアを紹介していきましょう。淡い水色は、リビングの壁紙として使いやすい色です。広い面積で取り入れても圧迫感がなく、爽やかでおしゃれな部屋になります。実例は、穏やかな水色の壁紙を使った北欧インテリアのリビングです。アクセントカラーをベージュ、黒、白に絞ってコーディネートしているので、水色が際立つすっきりとした部屋に仕上がっています。
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水色を使った北欧インテリアのリビングをもう1つ紹介しましょう。このリビングダイニングでは、壁紙だけでなくクッションやダイニングチェアにも水色を使っています。壁や家具などにたっぷりと水色を使って部屋に占める割合を増やすことで、水色メインの爽やかなインテリアコーディネートに。こういったインテリアで相性がいいアクセントカラーは、水色に近い青です。実例でも北欧デザインのおしゃれな青いチェアを置いています。
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たくさんの植物が主役のボタニカルインテリアは、水色と相性抜群です。観葉植物が森林を連想させ、水色は空の色を思わせます。実例は、水色のソファを合わせたボタニカルインテリアの部屋です。グリーンで満ちた部屋に水色を加えることで、爽やかでおしゃれなコーディネートに仕上がっています。ソファには空を思わせる水色や青のクッション、太陽を連想する黄色のクッションが置かれており、まるで自然の中にいるような部屋です。
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水色は、自然素材を使ったナチュラルインテリアとぴったりです。ダイニングの壁紙を水色にすると爽やかな雰囲気になりますが、部屋をシンプルに仕上げたいならアクセントとして省スペースで取り入れましょう。実例は、水色のチェアを使ったナチュラルインテリアのダイニングです。シンプルな部屋に水色を加えることで、程よいアクセントになっています。椅子を全て異なる色にしており、個性も感じられるコーディネートです。
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白は一人暮らしの部屋を広く見せるのに効果的ですが、シンプルすぎて物足りないと感じることも。そこでおすすめなのが水色のアクセントです。空や海を思わせる水色で、開放感のあるおしゃれな部屋になります。実例は、白を基調とした空間に古材風の床やエレガントな薄ピンクのソファを合わせたフレンチインテリアの一人暮らし部屋です。カーテン、クッション、ブランケットなど、水色を随所に散りばめてコーディネートしています。
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続いて水色を使ったインテリアとして、キッチンやトイレの水回りインテリアを紹介していきましょう。水色は空だけでなく水を思わせる色でもあるので、水回りのある部屋と合います。綺麗な水色を部屋のどこからでも見えるようにしたいなら、キッチンの壁紙に使うのがおすすめです。実例では、キッチン背面に水色のアクセントクロスを取り入れています。柄がある壁紙が、白いシンプルモダンなカウンターキッチンとぴったりです。
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キッチンを水色の空間として印象づけたいなら、収納扉や収納棚に使うのがおすすめです。収納はキッチン設備の一部なので、水色メインのインテリアになります。実例は、白を基調とした空間に水色の収納やエレガントかつレトロな黒い取っ手を合わせたフレンチインテリアのキッチンです。やや緑がかった淡い水色を使うことで、上品かつおしゃれな部屋になっています。壁のモダンな白いサブウェイタイルにもぴったりです。
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自然素材を使ってシンプルにコーディネートするナチュラルインテリアは、清潔感を求められるキッチンにぴったりです。ただ、同じ色が多いとぼんやりとした印象を与えてしまうことも。そこで役立つのが水色です。実例の棚の上の鍋やコーヒーメーカーのように、水色をアクセントにすることで部屋にメリハリが生まれます。くせのない水色は他のアクセントカラーよりも部屋に馴染みやすいので、初心者にもおすすめの方法です。
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水色にはさまざまなカラーがあります。緑に近い淡い水色は上品なフレンチインテリアに合い、青に近い水色は海を感じる西海岸インテリアにおすすめです。実例のトイレは、無骨な白いレンガ調の壁に発色のよい水色の壁を合わせ、おしゃれな西海岸インテリアにコーディネートしています。壁はクロスではなくペイントしたもので、まだらな水色がインテリアの雰囲気にぴったりです。潮の香りが漂ってきそうな爽やかなトイレですね。
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トイレのアクセントクロスは、1面だけに貼る方法と2面に貼る方法があります。グレーや黒などを2面に貼ると狭いトイレが暗くなりますが、爽やかな水色なら大丈夫です。実例のトイレは、奥の壁と右の壁の2面を水色のアクセントクロスにしてシンプルなモダンインテリアにコーディネートしています。やや濃い水色の壁と白いトイレや洗面台を合わせることで、色にメリハリのあるおしゃれな空間になっていますね。
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ここからは水色を使ったインテリアとして、寝室インテリアを紹介していきましょう。都会的なアーバンインテリアは、モノトーンや寒色系のネイビーでコーディネートします。清潔感があって寝室に合うインテリアですが、冷たい印象を与えることも。そこでおすすめしたいのが、水色をアクセントにしたアーバンインテリアです。実例のようにベッド周りを水色にすると柔らかい雰囲気が加わり、ぬけ感のあるコーディネートになります。
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モロッコインテリアは、エキゾチックな要素とエスプリの効いたフレンチ要素がミックスされたテイストです。寝室を個性的でおしゃれなモロッコインテリアにコーディネートすると、海外のホテルに滞在している気分を味わえます。モロッコインテリアでは水色がよく使われるので、積極的に取り入れてみましょう。実例の部屋では、ベッドのヘッドボードやクッションに柄物の水色を使っています。異国情緒溢れる素敵なインテリアですね。
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水色や青などの寒色系のカラーは落ち着きを与えると言われており、寝室にぴったりです。青のみを部屋の広い面積で使うと寒々しい印象を与えますが、水色と合わせてコーディネートすることで爽やかになります。実例は、青い壁、水色の花模様のベッドカバー、薄い水色の枕など寒色系で揃えた北欧インテリアの寝室です。水色を程よく使うことで、寒いというより涼しげな部屋に仕上がっています。統一感もあっておしゃれです。
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水色は通常、爽やかで落ち着いた印象を与えますが、色やデザインの組み合わせ次第でラフな雰囲気も作り出します。例えば実例の寝室は、木製ベッド、ネイティブアメリカン柄のベッドの足元カバー、英字アートなどでコーディネートしたアメリカンカジュアルなインテリアです。もし壁が白ならシンプルでカッチリした印象を与えますが、空を感じる水色にすることでラフさも醸し出しています。おしゃれなのに気取らない感じが素敵です。
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実例の一人暮らしの部屋は、白をベースにした空間に淡い水色のアクセント壁紙やシャビーなドライフラワーを合わせたフレンチインテリアです。ベッド周りやカーテンをくすみカラーに統一してコーディネートすることで、淡い水色が際立っています。おしゃれで落ち着く寝室です。くすみカラーを多く使うと寂しい雰囲気になりがちですが、水色を加えることで上品かつ爽やかなインテリアになっています。色使いのお手本になる部屋です。
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最後に水色を使ったインテリアとして、玄関インテリアを紹介していきましょう。玄関の雰囲気を大きく左右するのがドアです。色やデザインの種類が多く、選び方次第でインテリアが大きく変わります。水色を印象づける玄関にしたいなら、ドアを水色にしてみましょう。実例の玄関は、ステンドグラス付きの水色のドアや古いミシン台を使ったレトロインテリアです。ノスタルジックな玄関に淡い水色が映えるコーディネートですね。
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玄関には、外へ続く玄関ドアとリビングに続くドアがあります。どちらかを水色にすることもできますが、両方を水色にすることも可能です。実例の玄関では、色味の異なる2つの水色を玄関ドアとリビングドアに採用しています。敢えて違う水色を使うことで、ラフでおしゃれな印象を与えますね。水色の2つのドアは、木枠の室内窓や木製フローリングなどを使ったナチュラルインテリアのアクセントになっています。
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玄関にあるドアは外やリビングへ続くため、外観やリビングインテリアのテイストによっては水色のドアにするのが難しい場合があります。そんな時におすすめしたいのが、玄関の壁を水色にする方法です。水色の壁紙を選ぶことで、家を出る時に爽やかな気分になりますよ。実例では、水色の壁紙に白いドアやおしゃれなアートを合わせてモダンインテリアにしています。カラフルなアートともうまくマッチするのが水色のメリットです。
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玄関のメインカラーはやっぱり白がいいと考えるなら、水色をさりげなく使ってみましょう。実例では、左のアートと正面の観葉植物の上のアートの中に少しだけ水色を取り入れています。ごくわずかなスペースですが、水色は海を彷彿とさせるので浮き輪や古材風のフレームを飾った西海岸インテリアにぴったりです。右に見える青いドアとも相性がよく、まるでカリフォルニアのサーフショップのようにクールな玄関ですね。
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水色を効果的に使った西海岸インテリアの玄関をもう1つ紹介しましょう。こちらの玄関には、ダメージ塗装した水色のミラーが置かれています。西海岸インテリアではカジュアルさや無骨さがポイントになるので、この塗装方法はコーディネートにぴったりです。もし色がブラウンだったとしてもこの玄関に合いますが、海を思わせる水色にすることで一層西海岸らしさを感じさせます。木製壁なので、水色がアクセントにもなっていますね。
水色は比較的取り入れやすいカラーですが、おしゃれに見せるためにポイントを覚えておきましょう。まず、インテリアのテーマに合わせて水色の種類を決めます。フレンチ風や北欧風なら薄い水色や淡い水色、西海岸風なら鮮やかな水色がおすすめです。それから、水色を使う割合を決めましょう。水色メインの部屋なら多めに、アクセント程度に抑えたいなら少なめにします。実例やポイントを参考に、水色を取り入れましょう!