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おしゃれ部屋を作るためのインテリアマガジン

白とグレーを基調とした部屋作り特集。シンプルモダンなインテリアコーデを実例でご紹介

近年のインテリアではシンプルなコーディネートが主流ですが、中でも大人っぽい部屋を目指す方に人気なのが白とグレーの配色から成るインテリアです。白は、清潔感があってお部屋を広く見せるメリットがあります。それだけだとシンプルすぎますが、そこにグレーを組み合わせることで上品かつ大人っぽい雰囲気の部屋になりますよ。今回は、白×グレーを基調とした部屋作りのコツを空間別に紹介しますので、参考にしてくださいね!

著者名:Ash

白×グレーのおしゃれな部屋作り特集

近年のインテリアではシンプルなコーディネートが主流ですが、中でも大人っぽい部屋を目指す方に人気なのが白とグレーの配色から成るインテリアです。白は、清潔感があってお部屋を広く見せるメリットがあります。それだけだとシンプルすぎますが、そこにグレーを組み合わせることで上品かつ大人っぽい雰囲気の部屋になりますよ。今回は、白×グレーを基調とした部屋作りのコツを空間別に紹介しますので、参考にしてくださいね!

 

白×グレーのおしゃれな部屋作り《リビング

白い空間にグレーのソファが映えるモダンな部屋

 

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最初に白×グレーのおしゃれな部屋として、リビングの実例を見ていきましょう。白とグレーを基調とした部屋作りでは、色の配分がポイントです。白を多く使うと明るく広く見え、グレーを多く使うと濃度によってはやや暗くなります。リビングはくつろぐための部屋なので、実例のように白をベースにしたレイアウトがおすすめです。白い部屋にグレーのソファが映えるモダンインテリアになっており、すっきりとして清潔感がありますね。

 

白×グレーの組み合わせでメリハリをつけた部屋

白の近くに濃いグレーをレイアウトすると色の違いが強調され、メリハリのついたコーディネートが生まれます。単調すぎるシンプルインテリアを避けたい方におすすめです。実例のリビングでは、白い部屋にグレーの壁紙やソファを組み合わせています。グレーのアクセントクロスが貼られた壁に白いドアや白いテレビ台があり、色の違いが明確にわかるおしゃれなモノトーンインテリアです。ベースカラーが白なので、明るく広く見えます。

 

白とグレーの濃淡の違いを楽しむおしゃれな部屋

 

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グレーは、濃さによって印象が変わる色です。濃いグレーならかっこよく、薄いグレーなら上品な印象を与えます。そして、濃さの異なるグレーを組み合わせてコーディネートすると、濃淡の違いを楽しむお部屋になりますよ。実例のリビングでは、壁、ソファ、奥の収納家具、ラグなどに濃さが違うグレーを使っています。白いカーテンやテーブルをレイアウトすることで、濃淡の違いを強調するおしゃれなインテリアになっていますね。

 

淡いグレー×穏やかな白を使った上品な部屋

 

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濃さで印象が変わるのはグレーだけではありません。白も純白なら明るく清楚な印象を与え、アイボリーに近い白なら穏やかで落ち着いた雰囲気になります。実例のリビングでは、落ち着いた白のソファ、壁紙、ラグに淡いグレーのアクセントクロスを合わせていますね。白もグレーも柔らかい色なので、おしゃれで上品なコーディネートです。壁にレイアウトされた白いアートには大理石模様が入り、エレガントな雰囲気を醸し出しています。

 

薄いグレーのソファで変化をつけた白い部屋

白を基調とした部屋に少しだけアクセントをつけたい場合は、薄いグレーの家具や小物などを取り入れてみましょう。濃いグレーよりも悪目立ちせず、こなれ感のあるコーディネートになります。実例は白いシンプルな部屋に、極めて薄いグレーのソファをレイアウトしたリビングです。ソファ単体で見るとほぼ白ですが、真っ白な部屋に置くことでほんのりグレーだとわかります。シンプルだけどミニマルすぎないおしゃれなインテリアです。

 

白×グレーのおしゃれな部屋作り《キッチン

グレーのキッチン扉×白いタイルの上品な部屋

続いて白×グレーのおしゃれな部屋として、キッチンの実例を見ていきましょう。キッチンで白とグレーを使う場合、部屋の壁全部を濃いグレーにすると暗くなります。基本の壁紙を白にして、収納扉やキッチン台をグレーにするコーディネートがおすすめです。実例のように縁取りのあるグレーのキッチン扉をレイアウトすると、上品な雰囲気になります。壁はツヤのある白いタイルを使っており、質感のよさも楽しめるおしゃれな部屋です。

 

グレーのモルタル腰壁がおしゃれな白い部屋

 

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腰壁とは、リビングでは腰の高さより低い壁のことですが、キッチンではリビングダイニングとキッチンの間にある低い造作壁のことです。白い部屋の中でキッチンの腰壁をグレーにすると、インテリアのおしゃれなアクセントになります。実例は、白い部屋にグレーのモルタルの腰壁を合わせたコーディネートです。クールで存在感のあるグレーのモルタルの腰壁が、白いシンプルインテリアの上質なアクセントになっていますね。

 

下がり天井が印象的な白×グレーの部屋

 

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下がり天井とは、部屋の他の天井よりも低くなっている部分のことです。部屋を緩やかに仕切れるメリットやインテリアにメリハリをつけておしゃれに見せるメリットに加え、換気扇の排気ダクトなどを上手に隠せるメリットもあります。実例では、白い空間に木製の下がり天井やモルタル風のキッチン腰壁を合わせてコーディネートしていますね。下がり天井がキッチンとリビングを自然に仕切っており、カフェの厨房のような雰囲気です。

 

モールテックスのグレーキッチンがかっこいい部屋

 

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モールテックスとは、モルタルの材料に特殊樹脂を混ぜた素材です。ツヤがあって美しく、水を吸うモルタルと違って耐水性に優れています。おしゃれで機能性が高いため、キッチン素材として人気です。白×グレーを基調としたコーディネートにおすすめですよ。実例の部屋では、モールテックスのキッチンカウンターとお揃いのベンチをレイアウトしています。濃いグレーの背面収納を設置し、高級感のあるインテリアになっていますね。

メラミン化粧板のキッチン腰壁を使った部屋

 

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モルタルやモールテックスは存在感があっておしゃれなグレーですが、もっとシンプルなグレーにしたいならメラミン化粧板がおすすめです。実例の部屋では、グレーのメラミン化粧板のキッチン腰壁をレイアウトしています。模様がないため主張しすぎず、白い天井や濃いグレーのアクセント壁にすっきりと馴染んでいますね。このようなミニマルインテリアでは、部屋にモノを置きすぎないコーディネートにするのがポイントです。

 

グレーの質感と濃淡の違いを楽しむモノトーンの部屋

 

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実例のキッチンでは、白を基調とした部屋にグレーの石目調のキッチン腰壁をレイアウトし、キッチンの背面壁は極めて薄いグレーのアクセントクロスにしています。質感と濃淡の違うグレーを合わせることで、モノトーンインテリアにメリハリをつけたおしゃれなコーディネートに仕上がっていますね。黒いダイニングセットや黒い照明がアクセントカラーになっており、白×グレーの部屋を引き締める役目をしています。

 

白×グレーのおしゃれな部屋作り《一人暮らし

グレー生地を使った統一感のある白い部屋

最後に白×グレーのおしゃれな部屋として、一人暮らしの部屋の実例を見ていきましょう。賃貸の一人暮らしの場合、壁や天井の色は基本的に白です。白×グレーの部屋にしたいなら、グレーの家具や小物を使いましょう。実例の白がベースの部屋では、グレーのファブリックソファやグレーのベッドカバーなど、生地としてグレーを取り入れています。生地部分を全てグレーにすることで、統一感があるインテリアになっていますね。

 

グレーがアクセントのBOHOインテリアの部屋

BOHO(ボーホー)インテリアとは、ボヘミアンテイストとニューヨークのソーホー地区の都会的テイストをミックスしたものです。エスニック風インテリアでありながら、モダンな雰囲気もあるコーディネートに仕上がります。クセが強くないため、白×グレーのコーディネートと相性抜群です。実例の一人暮らしの白い部屋では、淡いグレーのブランケットやクッションでアクセントをつけています。おしゃれで落ち着く部屋ですね。

 

グレーのアクセント壁紙が奥行きを感じさせる白い部屋

最近の一人暮らしの賃貸の部屋は、他の物件と差別化するためにアクセントクロスが貼られている場合があります。部屋のベースカラーが白で奥の壁がグレーになっていると、奥行きを感じさせるので部屋が広く見えることがメリットです。実例の一人暮らしの部屋は、アクセントクロスが薄いグレーになっています。家具や小物を白に統一してレイアウトしており、爽やかでおしゃれなシンプルインテリアのコーディネートです。

 

打ちっぱなしコンクリートの壁がおしゃれな部屋

人と被らないインテリアにしたいなら、グレーの打ちっぱなしコンクリート壁があるデザイナーズ賃貸に住むのもおすすめです。打ちっぱなしコンクリートには製造中にできるPコンと呼ばれる穴があり、壁紙では出せない陰影やおしゃれな質感を楽しめます。実例は、打ちっぱなしコンクリート壁に白い家具をレイアウトした部屋です。木製テーブルもありますが基本は白で、クールですっきりとまとまっていますね。

 

モルタル風壁紙を上品に使いこなした部屋

 

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モルタルは無骨でかっこいいインダストリアルインテリアでよく使われる素材ですが、コーディネート次第で上品な雰囲気の部屋になります。実例では、モルタル風壁紙のある部屋に白いベッドや白いブランケット、白のクッションを合わせていますね。純白ではなく生成り色のような白なので、落ち着く雰囲気のエレガントなインテリアになっています。無骨感がない理由は、ベッドの脚や壁面棚に明るい色の木材が使われているためです。

 

ダークグレーのかっこよさが際立つ部屋

 

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一人暮らしの部屋をかっこよくコーディネートしたいなら、ダークグレーを使ったモノトーンインテリアにしてみましょう。実例ではダークグレーの壁紙がある部屋に、ダークグレーのチェアやデスクをレイアウトしています。暗すぎないインテリアになっているのは、白い天井、白のラグ、壁の白いカレンダーなど程よく白を使ってバランスをとっているためです。黒いゴミ箱や壁の黒いオブジェは、ダークグレーのよさを引き立てています。

 

白×グレーのおしゃれな部屋作りまとめ

白×グレーの部屋作りでは、配色の割合がポイントです。インテリア初心者の方には白が多くてグレーが少ないレイアウトがおすすめですが、上級者の方はグレーを多く使って個性を出しましょう。また、レイアウトするグレーの濃さにこだわるのもコツです。濃いグレーならかっこよさを強調した部屋になり、薄いグレーなら上品な雰囲気になります。今回の実例やポイントを踏まえ、モダンでおしゃれな白×グレーの部屋にしましょう!