おしゃれ部屋を作るためのインテリアマガジン

ホテルライクな寝室を作ろう。シンプルモダンなベッドルームの実例集

ホテルの寝室は、モデルルームのようにすっきりしています。余計なものがないため、リラックスできますよね。自宅の寝室でそんな空間を実現したいなら、コツを抑えてホテルライクインテリアにコーディネートしてみましょう。今回は家具コンシェルジュの私が、ホテルライクな寝室を実現するためのポイントをご紹介します。モダンなものから高級感のあるものまで実例付きでお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね！

公開日：2021年8月29日

著者名：Ash

ホテルライクな寝室を作るポイントを紹介
ホテルライク寝室《ファブリックの工夫》
ホテルライク寝室《照明レイアウト》
ホテルライク寝室《家具・小物を工夫》
ホテルライクな寝室作りのポイントまとめ

ホテルライクな寝室を作るポイントを紹介

ホテルライク寝室《ファブリックの工夫》

シンプルで落ち着く色のホテルライクな寝室

この投稿をInstagramで見る

Susanne(@susshf_myhome)がシェアした投稿

最初にホテルライクな寝室の作り方の中から、ベッドのファブリックの選び方についてご紹介しましょう。シンプルモダンなホテルライクインテリアを目指すなら、ベッド周りを落ち着いた色でコーディネートしましょう。寝室向きの色には青や白、茶といった色がありますが、ホテルライクな寝室のベッド周りのベースとなるのは白です。このレイアウト例では、白をベースに、グレーや黒を入れてモノトーンでコーディネートしています。

リラックス効果できるホテルライクな寝室

この投稿をInstagramで見る

Rahu(@rahu_room)がシェアした投稿

青はリラックス効果や安眠効果が期待できる色です。特に深い青を寝室に取り入れると、落ち着いて過ごせますよ。ホテルライクインテリアに合わせるなら、グレーや茶色などをベースに、アクセントで取り入れるのがおすすめです。このレイアウト実例では、ベッドカバーに暗めの青を取り入れています。柄がシンプルで色を絞っているため、モダンな印象を与えるホテルライクコーディネートです。

アクセントカラーを絞ったホテルライクな寝室

この投稿をInstagramで見る

Carina(@mrscarlissa)がシェアした投稿

ホテルライクインテリアでは、アクセントに黄色やピンク、グリーンなどを取り入れるレイアウトもあります。その場合、寝室やベッド周りで使う色を絞ってコーディネートすれば、上質な空間になるでしょう。この画像は、白をベースにアクセントとしてピンクや黒を取り入れた寝室レイアウトです。小物やアートの色もシンプルに統一し、モダンな雰囲気のあるホテルライクインテリアですね。

ラグジュアリー素材を使うホテルライクな寝室

この投稿をInstagramで見る

myhomesumifu🌿(@myhomesumifu)がシェアした投稿

ホテルライクインテリアでは、色使いだけでなく素材選びも重要です。シルクやリネンなど高級感のある素材でベッド周りをコーディネートすれば、ラグジュアリーなホテルライクの寝室へと近づくでしょう。こちらのレイアウト実例では、光沢のあるベッドカバーを使っています。ラグジュアリーでありながらも、寝室全体の色が統一されているのでモダンな印象も与えますね。

デコラティブピロー使ったホテルライクな寝室

この投稿をInstagramで見る

Decoramundo(@decoramundo)がシェアした投稿

デコラティブピローとは、複数の枕やクッションを組み合わせたコーディネートです。海外のホテルなどで見かけるベッド周りのレイアウト方法で、寝室に立体感が出て華やかに見えます。ホテルライクインテリアにぴったりな方法ですね。コーディネートのコツは、この実例のように大きい枕を後ろに置き、手前に行くほど小さくすることです。色を統一すれば、シンプルでラグジュアリーなホテルライクインテリアを目指せます。

ベッドスローを取り入れたホテルライクな寝室

この投稿をInstagramで見る

Kirsten Blazek(@a1000xbetter)がシェアした投稿

ベッドスロー（またはベッドライナー）とは、ベッドの足元にかける帯のような布のことです。海外では靴のまま部屋で過ごすことがあるため、ベッドを汚さないために使われます。ベッドのアクセントにもなるので、ホテルライクインテリアにぴったりです。このレイアウト実例では、白のファブリックをベースにモダンな柄のベッドスローを取り入れています。個性的な柄ですが、寝室全体の色を絞っているため、すっきり見えますね。

ホテルライク寝室《照明レイアウト》

眩しくないように照明を設置したレイアウト

この投稿をInstagramで見る

Studio Kaarigars(@studiokaarigars)がシェアした投稿

続いてホテルライクな寝室の作り方の中から、照明レイアウトについて紹介しましょう。ホテルの照明は、目に直接眩しい光が入らないように工夫されていることをご存知ですか？天井の照明は明るさを抑え、間接照明でムーディーな雰囲気を作り出しています。ホテルライクインテリアを目指すなら、この方法を取り入れてみましょう。このレイアウトでは、天井の照明は眩しさを抑えたものを採用し、サイドに部分照明を設置しています。

ゴールドのテーブルライトを使ったレイアウト

この投稿をInstagramで見る

Sub_Folk_Collective(@sub_folk_collective)がシェアした投稿

寝室のサイドテーブルにテーブルライトを置くと部分照明になり、雰囲気のあるホテルライクインテリアに近づきます。テーブルライトはベッドにいながら消灯できるため、機能面でも便利であると言えるでしょう。このコーディネート実例では、ゴールドをアクセントにしたテーブルライトを使っています。艶なしのゴールドなので、シンプルで温かみのある寝室にマッチしていますね。

デザイナーズスタンドライトのレイアウト

この投稿をInstagramで見る

Mayuko Natsuno(@trim___)がシェアした投稿

スタンドライトは、寝室の部分照明としてよく使われるアイテムです。ホテルライクに合わせるなら、モダンなデザイナーズ照明を選ぶと理想のコーディネートに近づきやすくなります。この実例で使われているのは、フランスのデザイナー、セルジュ・ムーユの照明です。シンプルでありながらも個性的な形なので、寝室の中で存在感あるアイコンとなるでしょう。ホテルライク感がぐっと増すアイテムです。

スタンドライトを左右対称に置いたレイアウト

この投稿をInstagramで見る

A Stroke of Genius(@astrokeofgeniusinteriors)がシェアした投稿

スタンドライトは1ヶ所だけ置くことも可能ですが、ベッドの両サイドに左右対称になるように置くと、寝室全体のレイアウトバランスがよくなります。光のバランスもよくなり、部分照明でムードのあるホテルライクインテリアへとなっていきますよ。この実例では、黒のサイドテーブルに白のシンプルなテーブルライトを設置しています。色のコントラストにもなっており、大人の雰囲気のホテルライクな寝室ですね。

光を楽しむブラケットライトのレイアウト

この投稿をInstagramで見る

mashley(@mashley.1203)がシェアした投稿

ブラケットライトとは、壁に取り付ける照明のことです。傘付きのものや電球型などさまざまなタイプがありますが、寝室につけるなら光源が目に入りにくいものがいいでしょう。光の反射にこだわったデザインを選べば、おしゃれなホテルライクインテリアを実現できますよ。この実例では、光が上下に反射するブラケットライトを使っています。まるで壁がアートのようになり、上質感のある寝室です。

角にペンダントライトを設置したレイアウト

この投稿をInstagramで見る

Interior Design Ideas(@interiordesignideas)がシェアした投稿

ペンダントライトは部屋の中央に設置するものと思われがちですが、寝室では部屋のコーナーに設置するコーディネートもあります。寝室の角に設置することで視覚的効果もあり、目線が奥に向かうので寝室が広く感じられますよ。部分照明にもなるのでホテルライクインテリアにぴったりです。この実例では、ベッドの両端にペンダントライトを設置しています。左右の設置の仕方を敢えて変えることで、単調になりません。

ホテルライク寝室《家具・小物を工夫》

ベッド2台をゆったり置くホテルライクな寝室

この投稿をInstagramで見る

ma-（まー）(@m.04210421)がシェアした投稿

最後にホテルライクな寝室の作り方の中から、家具や小物の工夫方法について紹介しましょう。ホテルのベッドは大きめのキングサイズやクイーンサイズもありますが、セミダブルを2台並べてゆったり使うレイアウトもあります。搬入や模様替えもしやすくなり、2人で眠る場合ものびのびと使えますよ。この実例では、寝室の中央に2台のベッドを設置しています。全体をモノトーンでコーディネートし、シックでモダンな雰囲気ですね。

フットベンチで高級感あるホテルライクな寝室

この投稿をInstagramで見る

Best Interior Designers(@bestidblog)がシェアした投稿

海外のホテルでは、ベッドの足元にフットベンチと呼ばれるものが置かれることがあります。これは、スーツケースを置いたり、身長の高い方も足がはみ出さないようにしたりする役割があり、機能的な寝室家具です。収納タイプを選べば、すっきりしたホテルライクインテリアが実現できるでしょう。この実例では、どっしりとしたフットベンチを設置し、重厚感と高級感のあるホテルライクインテリアを実現しています。

カーテンの留め方がホテルライクな寝室

この投稿をInstagramで見る

misa🖤(@r.y0323__home)がシェアした投稿

ホテルライクな寝室のカーテンには、グレーや茶色、白など落ち着いた色が合います。色選びも大切ですが、留め方を変えるだけでもホテルライクインテリアに近づけますよ。この実例では、カーテンの上部は閉めたままにし、下部をゆるく留めています。たるみを持たせることで、上品なホテルライクインテリアになっていますね。ベッドのファブリックや壁の色など全体にまとまりがあるコーディネート例です。

壁の中央にアートを飾るホテルライクな寝室

この投稿をInstagramで見る

Lｅlａ D a y(@lela_day_design)がシェアした投稿

ホテルの寝室では、アートを飾るコーディネートがよく見られます。寝室全体が豊かになり、高級感あるラグジュアリーな空間になりますよ。アートを飾る位置はコーディネート方法によって異なりますが、ベッドの中央にくるように飾るとバランスのよい寝室に見えます。この画像は、ブラケットライトも左右対称に設置しているため、レイアウトとしても整っている実例です。白をベースにしており、清潔感もありますね。

ベッドサイドに花を飾るホテルライクな寝室

この投稿をInstagramで見る

Chigu 25(@busee.y110)がシェアした投稿

ホテルのインテリアでは、花を飾るコーディネートがよく見られます。生の花を飾ると寝室が華やかになり、明るい雰囲気のホテルライクインテリアが実現できますよ。家具を移動する模様替えよりも手軽にできる点もメリットです。この実例では、スツールに花を飾っています。お気に入りの花と花瓶があれば、サイドテーブルがなくても手軽に試せますね。花の色は寝室の色を考えながら選ぶとよいでしょう。

見せない収納を活用したホテルライクな寝室

この投稿をInstagramで見る

♛ ʝєαиιє(@chubbicrepe)がシェアした投稿

ホテルライクインテリアを実現する際に悩むのが、収納です。ホテルの寝室は無駄なものがなくすっきりしているので、自宅でコーディネートする場合は収納方法を工夫してみましょう。この実例は、ベッド下に収納を設置しています。立った状態では収納が見えづらくなり、ベッド周りをすっきりと見せられますよ。ベッドの買い替えを検討されている方は、最初から引き出し付きのものなどを選ぶのもよいでしょう。

ホテルライクな寝室作りのポイントまとめ

ホテルライクな寝室作りのキーワードとなるのが、「統一感」です。色を絞り、インテリアのテイストに沿った家具・小物・ファブリック選びをすれば、目指すインテリアに近づきやすくなります。また、ホテルのようにするには、収納を工夫して見える場所に物を置きすぎないことも大切です。今回紹介した実例を参考に、落ち着くホテルライクな寝室を作ってくださいね！