おしゃれ部屋を作るためのインテリアマガジン
落ち着く部屋とはどんな部屋でしょう?「落ち着くデザインの家具を選ぶ」「落ち着く色を取り入れる」などさまざまな部屋の作り方があります。ただ、その部屋に住む人によって感じ方が異なりますよね。レトロな部屋でリラックスできる人もいれば、リゾートのような部屋のほうが癒やされるという方もいます。そこで今回は、さまざまな実例を見ながら、落ち着く部屋作りのコツを解説していきましょう。
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落ち着く部屋とはどんな部屋でしょう?「落ち着くデザインの家具を選ぶ」「落ち着く色を取り入れる」などさまざまな部屋の作り方があります。ただ、その部屋に住む人によって感じ方が異なりますよね。レトロな部屋でリラックスできる人もいれば、リゾートのような部屋のほうが癒やされるという方もいます。そこで今回は、さまざまな実例を見ながら、落ち着く部屋作りのコツを解説していきましょう。
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最初に落ち着く部屋の作り方として、リビングインテリアのコーディネートを紹介していきましょう。リビングを落ち着く部屋にする時に大切なのが、色使いです。実例は、自然を感じる木製家具を使い、アクセントにグレーや穏やかなマスタード色といった色を取り入れています。シンプルで落ち着くインテリアの家ですね。また、物を置きすぎないレイアウトも参考になります。すっきりしてくつろげるおしゃれな空間と言えるでしょう。
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モダンインテリアは、シンプルで現代的なテイストです。色使いやデザインによってはクールな印象になりますが、自然の要素を加えると落ち着く部屋にコーディネートできます。実例のレイアウトに使われているソファやサイドテーブルは、まさしくモダンインテリアです。そこに天井や窓枠、サイドボードなどで自然素材の木材を取り入れ、落ち着く部屋にしています。静寂を感じさせ、くつろげる家と言えるでしょう。
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落ち着く部屋の作り方のポイントとなるのが、植物です。植物の持つ自然な緑色がリラックス効果をもたらし、くつろげる家にしてくれます。実例は、観葉植物をたっぷり使ったコーディネートです。窓辺に設置するだけでなく、天井から吊るしたり、左のサイドボードに置いたりと、部屋全体に植物をレイアウトしていますね。落ち着く色合いの茶色のソファともマッチしており、おしゃれなボタニカルインテリアに仕上がっています。
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落ち着く気分にさせる要因の一つが、懐かしいという感情です。木製の柱や土壁などを使った日本の伝統的な家は、馴染み深いものですよね。つまり、古民家やレトロな家もまた、落ち着く部屋としてコーディネートしやすいと言えます。実例は、古民家にモダンな北欧家具を合わせたレイアウトです。レトロとモダンが融合し、おしゃれで落ち着くインテリアですね。モダン要素を入れることで、現代の暮らしに寄り添っていると言えます。
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和モダンインテリアは、落ち着く部屋を作りやすいテイストです。日本人に馴染みやすい和の要素と、現代のライフスタイルにマッチするモダン要素を取り入れると、暮らしやすくくつろげる家になります。実例は、日本家屋の要素を取り入れた建築に、モダンなデザイナーズ家具をコーディネートした部屋です。和を感じさせる奥の障子風引き戸、土間、木製の天井や柱に、シンプルで現代的な家具がマッチしています。
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続いて落ち着く部屋の作り方として、寝室インテリアのコーディネートを紹介していきましょう。寝室は睡眠をとる部屋ですので、他の部屋より落ち着く雰囲気がさらに重視されます。特にコーディネートで大切なのが色使いです。色を多く使いすぎたり、赤などの派手な色を使ったりすると、落ち着く部屋から遠ざかってしまいます。アクセントカラーを入れる場合は、実例のグリーングレーやマスタード色のように色を絞りましょう。
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寝室を落ち着く部屋にする際は、日光の当たり方にも注目してみましょう。穏やかな朝の光で心地よく目覚めるようにするためには、家のレイアウトとカーテン選びも重要です。この家では朝日が差し込む方角に寝室をレイアウトし、程よく日光が入ってくるようなカーテンを選んでいます。また、植物やおしゃれな小物を程よく取り入れており、ナチュラルインテリアにコーディネートしているところも落ち着くポイントです。
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照明は、落ち着く寝室の作り方においてとても大切です。天井や壁に光を反射させる間接照明や、ブラケットライトやスタンドライトなどの部分照明を取り入れてみましょう。光が直接目に入りにくくなり、くつろげる部屋になります。この家の寝室で使われているのは、電球型のおしゃれなブラケットライトです。ベッドに横たわった時、照明の光が目に入りにくい位置にレイアウトされています。穏やかな光で落ち着く部屋ですね。
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寝室を落ち着く部屋にするには、デザインだけでなく寝心地にもこだわってみましょう。心地よいマットレスを設置すれば、横になるだけでリラックスできますよ。この家の寝室では、厚みのあるマットレスをレイアウトしています。衝撃を吸収して寝返りを打っても気にならない仕様のため、休日はベッドの上でくつろげるでしょう。寝室インテリアとしても秀逸で、ベッドに合わせて青やグレーなど落ち着く色でコーディネートしています。
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低い家具は、人に2つの効果をもたらします。1つは安心感です。地面に近いほど安心や安全を感じやすくなります。もう1つはくつろぎです。低い家具は圧迫感を感じさせないため、部屋でゆったり過ごせます。つまり、低い家具を使うと落ち着く部屋を作りやすいと言えるでしょう。実例は、低いベッドを使った落ち着く寝室です。部屋の大部分をベッドが占めるレイアウトなのに、圧迫感がなく、ほっとするコーディネートですね。
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ここからは落ち着く部屋の作り方として、子供部屋インテリアのコーディネートを紹介していきましょう。子供部屋のコーディネートでは、ピンクや水色など可愛い色が人気です。落ち着く部屋にするには、大人っぽい色や柄を使ってみましょう。実例は、グレーや白でレイアウトした子供部屋です。ぬいぐるみがあるのに、大人っぽい雰囲気の落ち着く部屋ですね。布団カバーはクラシカルな植物柄で、大人も使えそうなデザインです。
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子供部屋に勉強机を置くなら、集中できるように落ち着く部屋にしましょう。その際、部屋の作り方のポイントとなるのが、色です。おすすめは青系の色で、気分を落ち着かせ、集中力を高めてくれます。実例では、布団カバーや天井のガーランドなどアクセントカラーとして青を使っていますね。鮮やかすぎないデニム色が、木製家具やフローリングと調和しています。ベッドと机を離したレイアウトなので生活にメリハリもつきますね。
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落ち着く部屋に近づく要素の一つが、整理整頓です。物が散乱している部屋よりも、片付けられた部屋のほうがくつろげる空間になります。子供部屋を勉強部屋にする場合は特に大切ですよね。実例の子供部屋では、勉強机の横に収納棚をレイアウトしています。本をそのまま収納するだけでなく、ファイルボックスを使ってすっきりさせ、落ち着く部屋になっていますね。色使いもシンプルなので、集中して勉強できるでしょう。
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木製アイテムは、温かみを感じさせます。落ち着く部屋作りにぴったりなアイテムであり、子供部屋に使うと優しい雰囲気のコーディネートが可能です。この家の子供部屋では、ままごとのおもちゃ、収納棚、壁面収納家具などに木材が使われています。床も木目調なので、部屋全体が自然を感じさせる落ち着く空間になっていますね。木の色を邪魔しないシンプルな色使いもポイントです。穏やかに過ごせるナチュラルインテリアと言えます。
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和室は日本人にとって馴染みやすく、落ち着く部屋です。客間や寝室としても使えますが、子供部屋にもなりますよ。実例では、和室に制服やおもちゃ、絵本などの収納棚を設置しています。木製の収納棚を使ってすっきりと綺麗に片付けており、子供がリラックスして過ごせますね。また、リビングと続き間になった和室の場合、子供の様子がすぐわかるので大人も落ち着いて過ごせます。子供にも大人にも嬉しいレイアウトですね。
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最後に落ち着く部屋の作り方として、一人暮らしインテリアのコーディネートを紹介していきましょう。落ち着く部屋作りでは、程よい生活感も大切です。特にワンルームの一人暮らしは空間に限りがあるので、暮らしの道具をあえて見せたほうが使いやすく落ち着く部屋になりますよ。実例では、部屋の一角にキッチン道具を飾って収納しています。道具や家具のデザインに統一感があり、カフェのようにおしゃれですね。
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寝室コーディネートでも解説したように、日光と落ち着く部屋作りは深く関係しています。一人暮らしは1つの部屋にベッドもソファも置くため、いつでも落ち着いて過ごせるように日当たりを工夫してみましょう。この実例では、レイアウトとカーテンを工夫しています。ベッドにいてもソファにいても日光を感じられる配置ですね。また、カーテンの留め方を工夫し、心地よい日差しが入るようにしている点も参考になります。
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リゾート地のホテルの部屋は、リラックスできるようにコーディネートされています。つまり、リゾート風インテリアは落ち着く部屋にぴったりなコーディネートと言えるでしょう。非日常感があるため、同居家族がいるとなかなか難しいですが、一人暮らしの部屋なら試しやすいですよ。実例では、ラタン素材の安楽椅子やサイドテーブル、たくさんの植物を使ってリゾート風インテリアにしています。エスニック柄のラグもおしゃれですね。
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一人暮らしの落ち着く部屋作りでは、見た目だけでなく使いやすさも重要です。「部屋が狭い=デメリット」と捉えられがちですが、レイアウトを工夫すれば広い部屋よりも使いやすく落ち着く部屋になります。実例では、ソファ横の棚に暮らしで使うさまざまな道具を収納していますね。こうすることで必要な物にすぐアクセスできるようになります。手が届く範囲に物があると安心感につながり、落ち着きを感じやすくなりますよ。
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これまでの落ち着く部屋の実例では、茶色、緑、青といった色が使われ、テイストもナチュラルや和モダンなどが多く見られましたね。でも工夫すれば、かっこいいインテリアも落ち着く部屋になります。実例は、ヴィンテージインテリアの一人暮らし部屋です。黒のレトロなソファや黒いシェードの照明、木目調のテレビボードなどを使っています。かっこいいのに落ち着くのは、家具がシンプルで暗い色を限定しているためです。
実例を見ると、落ち着くと感じる部屋は好みによって違うものの、色使いやレイアウトに一定の傾向があることをおわかりいただけたのではないでしょうか。例えば、自然を感じさせる色やアイテムを取り入れると、リラックスできる空間になります。それから、物を置きすぎないレイアウトにして、片付けることも落ち着く部屋作りの大切なポイントです。また、懐かしいインテリアや馴染み深いテイストも安心感をもたらしてくれますよ。